ネオヒーラー活用法について

以前 痛みについて投稿したきりになっていました。

あれからはや半年以上。

毎日 治療はもちろん、セルフケア、家族のケアと

プライベートでもフル活用。

いろいろ私なりにわかってきたこともあるので

また発信していきます。

今回は ヘッドケアについて。

鍼灸でも 頭部のツボは重要視されていますし

インドのアーユルベーダしかり オステオパシーしかり

頭部への何らかの刺激は

心身にもたらす作用が非常に大きいです。

以前からヘッドマッサージや頭皮鍼には力をいれていたのですが

ネオヒーラーを使うようになって更にその傾向が強まりました。

ネオヒーラーの刺激は特にヘッドケアと相性がいいように感じます。

滞っている箇所を刺激すると

最初は受け手側はとても痛かったり、逆に何も感じない(無感)のが

状態が改善されるとだんだん気持ちよくなってきます。

治療側としては 滞っている箇所はネオヒーラーの滑りが悪く

ひっかかったり べたっとした感じがあるのですが

徐々になめらかな感触に変化していきます。

このように 治療側も受け手側も

どちらも変化を実感できるのがよいところだと思います。

ネオヒーラーによるヘッドケアの意義について

以下、私なりに理屈をならべてみました。

 

①神経という観点からみると~自律神経の調整、痛みの緩和

全身の細胞に神経を介して指令を送るのは脳。

脳が存在する頭部へのアプローチは自律神経の調整に不可欠。

器質的に問題がなく検査をしても原因がわからない様々な症状は

自律神経失調症と定義されることが多く その改善に効果が期待できる。

また、痛みに関しても 主役は脳と神経。

痛みを認識するのは脳、

全身にあるセンサーで感知した刺激は

電気信号に変換されて神経を通じ脊髄に送られ

化学物質に変換されて脳に伝わる。

一方で人間には痛みを感じるとそれを抑制する

(感じにくくする)ホルモンを分泌する仕組みも備わっているが

何らかの原因でそのメカニズムが機能せず強い痛みを感じているとしたら

適切なケアにより状況が改善する可能性は大いにある。

※ネオヒーラーの販売元のオーナーから

ご自身のリウマチ、線維筋痛症の痛みが

ネオヒーラーで改善されたという話を伺ったとき印象的だったのは

患部(痛みや腫れのある部位)のみならず

頭部に重点をおいてセルフケアに取り組まれたということ

「脳がエラーを起こしていた」という表現をされていました。
 

壮絶な痛みをセルフケアで乗り越えた実際の経験談は非常に重みがあり、

ヘッドケアの重要性を再認識しました。

 

 

②筋肉という観点から~血流とリンパ液の流れを促進

頭部には薄い筋肉と筋膜が存在しており

様々な要因で こって かたくなることがある。

それをときほぐすことで

頭部で停滞していた頭部の血流、リンパの流れを改善できる。

その結果 老廃物を排出して(デトックス効果)

新鮮な血液が各器官に届くため 全身状態が整う。

また頭部の筋肉につながるくびや肩、顔面の筋肉の状態も

連動して改善するため 肩こり、くびこりの不快感も軽減する。

頭部の筋肉、筋膜のこりやかたさが

頭部の骨のゆがみやねじれをひきおこし、

全身に影響を与えている場合もあり

こりやかたさが解消されることで骨格まで整うことがある。

(次の③の項目に続く)

 

③骨格という観点から~脳脊髄液の調整

頭部は15種類23個の骨で構成されており、

そのつなぎ目にずれや歪みが生じることで

脳脊髄液の流れに悪影響を及ぼすといわれている。

脳脊髄液は脳や脊髄を衝撃から守る、

脳や神経に栄養を運ぶ、

不要となった老廃物を排出するなどの重要な役割があり

その流れをよくすることは全身状態の改善につながる。

これは頭蓋仙骨療法、オステオパシーでいわれていること。

(ただしオステオパシーの手技療法は特殊で

ネオヒーラーを用いて当院が行っている頭部へのアプローチとは

異なる)

また、頭部の蝶形骨という骨と肩甲骨、骨盤の連動を考慮すると

頭部の骨へのアプローチは全身の骨格に影響する。

 

強引に3つの項目で書いてみましたが

結論 一言でいうと 頭部のケア大事!

ここでは言及しませんが 

ネオヒーラーを使って頭部のケアをすると

リフトアップ効果、肌質の改善など美容面の効果も絶大です。

 

つたない文章を読んでくださりありがとうございます。

次回は腹部のケアについて書きます。