めまいは当院の治療の適応症状のひとつです。
めまいと一言で言ってもその種類と原因によって対処法が異なるので
ひとつひとつ解説していきます。
その前に予備知識として 危険なめまいについても触れておこうと思います。
めまいと同時に以下の症状が起こった場合は
中枢性＝脳の障害がある＝危険度が高い状態です。
速やかに脳神経外科を受診しMRI検査をうけることが最優先です。
〇物が二重に見える
〇ろれつが回らない
〇ものが飲み込みにくい、誤嚥
〇手足や顔の感覚が鈍い、しびれる
〇手足を滑らかに動かせない
〇意識障害
〇激しい頭痛
〇けいれん発作
具体的には
脳卒中（脳出血、脳梗塞、クモ真下出血）
脳腫瘍
などが原因となりめまいが起こっているケースです。
特に脳卒中に関しては早急な治療が必要です。
次回は 当院の治療の適応となる末梢性のめまいについて書きます。
※末梢性めまいとは
内耳や前庭神経の障害によっておこるめまい。
良性発作性頭位めまい症、メニエール病、前庭神経炎など。
