ネオヒーラーを臨床とプライベートで使いまくるなかで
特にネオヒーラーの得意分野だと実感するのが
ヘッドケアとおなかのケア。
ヘッドケアについては前回書いたので今回はおなかのケアについて。
東洋医学では全身状態を診断する際 腹診といって
おなかの状態を診ることが重視されます。
全体的なかたさ、やわらかさ、温度、皮膚の状態から
部分的な圧痛(押して痛むところ)、緊張など。
理想は赤ちゃんのような、つきたてのおもちのようなおなか。
適度に柔らかく弾力がある(ふにゃふにゃに力が抜けている状態ではない)
温度は温かく 皮膚はなめらかで適度にしっとりしてキメ細かい。
みぞおちは適度にゆるんで 下腹部に適度に力が集まっているのが
よいおなかだといわれています。
また おなかには こころの状態が如実に反映されるので
おなかのケアは こころをととのえることにも通じます。
(腹が立つという言葉通り、怒っていると
おなかの筋肉がたちあがるように盛り上がってかたくなっていたり
腑に落ちないという言葉のように 納得できずモヤモヤしているときは
胃のあたりがかたくなっていたりすることはよくあります)
ネオヒーラーは直にお腹にあてたりさするだけで
状態を変化させることができるのがよいところ。
以下よくあるケースです。
☆みぞおちにかたさや圧痛がある
・西洋医学的には 左なら胃、右なら肝臓の不調が考えられる。
ゆるめると 胃もたれ、胸やけ、消化不良などが楽になる。
長期的には肝臓のケアは解毒力を高めることにつながる
・呼吸という観点からみると
みぞおちがかたいと呼吸に使われる筋肉や肋骨の動きが制限され
呼吸が浅くなることで細胞が酸素不足に陥り
様々な不調をひきおこす。
逆にみぞおちをゆるめることで呼吸が深くなり
全身に新鮮な酸素が運ばれることで細胞が活性化する。
(ネオヒーラー使用後の
ミトコンドリア、ソマチッドの活性化は
暗視顕微鏡にて観察できる)
深い呼吸ができるようになると自律神経の不調和によりひきおこされた
諸症状の改善につながる
・東洋医学では 胃の不調はくよくよ思い悩みやすくなる
肝臓の不調は怒り、イライラしやすくなるといわれており
そのような感情のコントロールにもつながる
(思い悩むことが多いと胃が弱ったり、
イライラしていると肝臓が弱ることもあれば
そもそも体質的に胃が弱い人は思い悩みやすく、
肝臓が弱い人はイライラしやすいともいえる)
☆下腹部にかたさがある
あるいは 下腹部が ふにゃふにゃして弾力がない
・便秘の場合
適度な刺激で腸の動きを促進して
解毒力を高めることができる。
・下痢、過敏性腸症候群の場合
痛みや過剰な緊張をやわらげる。
・免疫細胞の約7割が腸に生息しているといわれており
(5割小腸、2割大腸)
腸へのケアは免疫力アップ(ウイルスや細菌に負けないからだ)に
直結する。
・感情を支配するホルモンの多くが腸で作られ、
(快感ホルモン=ドーパミン、ストレスホルモン=ノルアドレナリン
幸せホルモン=セロトニン)
腸と脳は互いに影響しあい相関関係にある
そのため腸の病気、心の病気、脳の病気は
腸のコンディションを整えることが改善の鍵になる
・特に左下腹部がかたい場合は
東洋医学的には 瘀血(おけつ)といって
血流が滞っていると考える。
このかたさをやわらげることは体質改善につながり
諸症状の改善や病気の予防になる。
・下腹部は東洋医学では「腎」のゾーン
腎が弱ると感情的にはこわがりになるといわれている
腎が強化されると新しいことに積極的に挑戦したり
行動力が強化される
・下腹部は西洋医学的には生殖器のゾーン
月経トラブル、妊娠しづらい、更年期障害など
婦人科系の悩みの解消につながる。
男性不妊のケアにも。
・頻尿、尿もれ、前立腺肥大など
泌尿器系のトラブルの解消につながる
長々かきつらねてしまいましたが
結論
おなかのケアは からだにもこころにも とても大事で
ネオヒーラーの得意分野。
ブログの主旨とはズレますが
おなかに手をあてるだけでも状態は変化します。
まさしく お手当て です。
野口整体の愉気とか 色々な流派の気功とか レイキとか
細かい違いはあれど おおもとは共通しているように思います。
鍵になるのは「気」で この「気」こそ
ネオヒーラ―の「マイクロカレント」「磁界」「周波数」に
つながってくるところです。
そのあたりの話は次回のブログで書こうと思います。