27歳の時、自由が丘で鍼灸治療や自然療法でがん治療のサポートをされていた遠藤聡哲先生とご縁をいただき、背中を押していただく形で開業に至りました。
当初はがん治療中の方をメインにみさせていただいていましたが、そのご家族やお友達を紹介していただいて、気づくと自律神経系の症状を訴える方や、更年期の不調を抱える方が多く来院されるようになりました。
そのなかで、病院では検査で異常がみつからなかったり、薬では症状が改善せず困っている方がとても多いこと、そのような方にとって鍼灸治療や各種自然療法が大きなサポートになりうることを実感しました。
30代半ばから40代前半にかけては、産前産後に自分自身が足底筋膜炎で歩行困難になったり、ホルモンバランスの変化、元々もっていた骨格のねじれやゆがみが拡大したことによる体調不良を経験しました。
詳細は他のブログで書いていますが この時期は他の治療家の先生やセラピストの方の力もお借りしました。
そして自分の身体を実験台に様々なセルフケアをとりいれ研究しました。セルフケアの効果や重要性を再認識する一方で、その限界も感じました。
他の治療家の先生やセラピストの方に定期的に自分の身体を診てもらうことで、その場で癒されることはもちろん、的確なアドバイスをもらえれば客観的な視点が加わり、セルフケアの質は向上します。
また、本当に心身がダメージを受けているときは、セルフケアをする体力も気力もないということも、わが身をもって思い知りました。
こうした経験から、いらしてくださる方に本当に喜んでもらえること、お役に立てること、求められていることは何かを模索するようになりました。
正解はわかりません。ただ、目の前の方に真摯に向き合い、すこしでもよい方向にむかうよう最善を尽くすのみ。そしてそのために研鑽をつむこと。
(というと、ストイックなようですが、人の身体のしくみ、治療・ケアの勉強は、私にとっては他の何よりも興味深く探究しがいがあるもので、決して苦行ではないのです。)
マッサージや鍼灸が大好きで、オタク気質ゆえ勉強も楽しくて仕方なく、このお仕事は天職だと思っていますが、それもこれもいらしてくださる方あってのこと。
ご縁を大切に、感謝のきもちを忘れず、一生続けていきたいと思っています。
長い文章をお読みくださり、ありがとうございました。

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